夫婦再構築 離婚の危機を乗り越えた方法 | たそがれのおと

夫婦再構築 離婚の危機を乗り越えた方法

こんにちは、ふたばです。
どんな夫婦にも離婚の危機ってあるのかしら?
仲良し夫婦にはないのかな?

深刻な問題があるわけじゃないけど、
夫とかみ合わない。
一緒にいてつまらない、苦痛。
口喧嘩が多いなど。

離婚をするか迷っている人に向けて
私の経験が少しでも役立てばと思いこの記事を書きました。

私のデータ 

・結婚、出産、子育て、会社は続けて、土日は農業の手伝い。
 舅姑、小姑たちとのおつきあいで、へとへとな毎日。    24歳~36歳
・舅姑と別居。これに対する攻撃がすごかった。
 私の転職、夫の会社の景気低迷で経済的に大変な時期。   37歳~47歳

48歳で離婚危機

夫の女性問題浮上

結婚してからずっと忙しく突っ走ってきた私。
心に余裕もなく、夫とはギスギスした関係でした。
そんな時、夫に女性の影が・・・。

まさかの事態にうろたえるばかりの私でした。
経済的にも大変な時だったので、
自分ばかり浮ついたことして!
裏切られた!という思いでいっぱいでした。

それと同時に、これで離婚かな。
という思いも沸いてきて・・・。

夫がその女性とこれからの人生を歩みたいのなら、
それで良いのかも。
とも思えました。
それだけ冷え切っていた関係だったのかもしれません。

夫婦としての話し合い

何年もロクに話をしていなかった私たち。

お互いの気持ちを話してみました。
どうせ離婚になるかもしれないんだし、
気を使う必要もないので、
不思議と本音で話せました。

夫は私とやり直したいのだと涙ながらに言いました。
これまで私が冷たかったと。

それを聞いたとき、
私もやり直したいと思いました。
もう一度、夫を信じてみよう。
もう一度だけ。
という約束をしたんです。

離婚するのは、そのあとでも遅くないのだから。

私の入院、手術

そのすぐあと、私が病気で入院・手術することになりました。

お医者様からの説明でほぼ心配ない手術とは聞かされても、
どうしても不安は募ります。
職場復帰できなかったらどうしよう。
まだ住宅ローンもあるのに。
次女がまだ学生。まだ頑張らなくちゃいけないのに。
開腹手術なので、実際開けてみたら悪性?なんてことあるのかな?
不安は次から次へと湧いてきます。

そんな時、夫が支えてくれました。
不安をひとつひとつ聞いてくれて、
安心させてくれて。
面白いことを言って笑わせてくれて・・・

幸か不幸か?
仲直りのチャンスを神様が与えてくれたのかもしれません。

手術は無事終わり、
入院中は毎日、顔を見に来てくれて、
家の事も良くやってくれました。

夫の事、自分勝手なことをして、調子いいんじゃない?
っていう感情もないことはなかったのですが、
ここは素直に甘えて感謝することにしました。

夫婦再構築をスタート。

もう一度やり直す。
夫を信じる。
決心したのはいいけれど、
これが結構難しかったです。

やり直しは1回だけと決めた

夫婦でやり直すことを決めたけど、
それは1回限りのチャレンジと決めました。

夫が過ちを何度も繰り返したり、
心が通い合わない状態が続くなら
その時は終了、離婚しようと決めました。

そうでないと、
同じことの繰り返しになってしまうから。
そのことは夫にも伝えました。

幸せになるためにお互いに努力する。

やり直そうと決めたけど、
人間そう簡単にはかわりません。
というか変われないもの。

でも、迷ったり悩んだりしながらも
できればこれからも夫婦としてやっていきたいという
共通の目標がありました。

どちらかがやり直したいと思うのではだめ。
どちらかが努力したのではだめなのです。

お互いに思いやり、
自分たちが幸せになるための努力をしなくては。

そんな当たり前のことに、
40代後半にもなって気が付きました。

そして、何気ない思いやりの毎日を日々積み重ねていくことの
大切さをかみしめながら、今日にいたります。

この10年、再構築で気を付けたこと。

夫婦関係をやり直す、思いやりをもってといっても
具体的に何をしたらいいのでしょうか。
私がやったことをまとめてみました。

夫の顔を見て、笑顔で話す。

「おはよう」
「行ってらっしゃい」
「おかえりなさい」
「ありがとう」
一日をとおして、いろんな挨拶があります。

今までは家事をしながら、形だけの「行ってらっしゃい」
夕食を作りながら「お帰りなさい」でした。

でも、今では、玄関まで行って
「行ってらっしゃい!今日もがんばって!」とか
「無理しないでね。」とか
「暑いから水分補給忘れないでね!」とか
笑顔で送り出すことにしました。

帰ってきた夫には、
玄関まで出て、
「おかえりなさい!今日はおいしい麻婆豆腐だよ!」とか
「今日は暑かったね!ビール冷えてるよ!冷ややっこもあるよ~」とか
「お疲れ様!今日は大好きなから揚げだよ!」
って感じで元気よく笑顔で出迎えます。

なーんだ、当たり前の事。
って思いますか?
いやいや、私は全然できていませんでした。

やりかけの家事を一旦やめるのが難しくて・・・
早く家事を終わらせたくて。
仕事もあって疲れてるから.

理由はいろいろあるけれど、
とりあえず、やってみると、
あら不思議。
夫も笑顔になるし、私も元気になる。
家族が明るい雰囲気になるのです。

ちょっとくらい、家事が滞っても、気にしない。
それよりずっと大切な事なんだって気がつきました。

全ては自分のため

妻として、母として、社会人として。
女性ってほんと忙しい。
日々の忙しさに紛れて流されてしまいます。

時間があれば優しくなれるのにと、思うけど、
なかなか難しい。

でも、「すべては自分のため」って思うことにしました。

作業の手を止めて夫の顔を見てあいさつするのも、
それだけで夫が嬉しそうな顔をして

夫婦関係も円満になるし、
家族の雰囲気が明るくなる。

良いことずくめなのです。

そう思うと、自然と心に余裕が出てきました。

夫研究家

高校の同級生の私たち。
つきあいも長ので、相手のことはよくわかっている。
なのでお互い遠慮なく言いたい放題。

でもそれじゃダメなんだ。
って気づきました。

これからも夫婦でいるからには、
無駄な喧嘩はしたくない。
だって人生、後半戦なんですもの。

なので、夫を研究することにしました。
性格はよくわかっているけど、
それを活かせなければ意味がないのです。

それで思いついたので、「夫研究家」になろうということ。

夫が怒るとき、喜ぶ時はどんな時?
どんなことが好き?
夫のクセなど。

うちの場合は帰宅後すぐに
連絡事項をすると、ほとんど聞いてないか
イライラするので、
夕食後落ち着いた時を見計らって話そうかな。
とか、トライ&エラーを繰り返しています。

夫は知らないうちに被験者となってます。
私のひそかな楽しみです。

夫研究家の事は夫には内緒です。
もしかして
夫も私を研究してるかもしれません(笑)

楽しく生きるため、手を変え品を変え。

夫婦関係を修復させるためだったのに、
知らないうちに自然と笑顔が多くなっていきました。

きっと、幸せに生きるには、それなりの努力が必要で、
幸せを感じる心が必要なんじゃないかな。
と思うのです。

その努力を苦痛とか嫌だと感じるなら、その人とは合わないということ。
逆に楽しいとか、そこまでいかなくても、自分の幸せに結びつくと考えれれれば
良い夫婦になれそうな気がします。

この10年で学んだこととか気づいたこと。
・お互いあだ名で呼ぶ(笑えるあだな)
・意味もなく関西弁でしゃべる
・お互いの両親もあだ名で呼ぶ(内緒で)
・楽し時は楽しい!って言葉に出す。
・ありがとうの言葉を忘れない。
・夫婦が必ずしも同じ意見でなくても良い。
・口喧嘩になりそうになったら、一呼吸置く。
・家計管理は担当者を決めてトラブル防止

まだまだありますが、今後ブログに書いていきたいと思います。

まとめ、お互いに手を取り合って

現在、離婚は全然めずらしくなくなりました。
私も離婚自体は全然否定していません。
色々な理由から、別れてそれぞれの道を歩むのも選択肢のひとつです。

でも、私は勢いに任せてあの時離婚しなくて本当に良かったと思っています。

この10年で夫婦関係が再構築できたと思います。
でも、これでおわりじゃありません。
これからも楽しく笑顔で、夫と仲良く暮らしていきたいから、
小さな努力を忘れずにいたいと思います。

離婚しようか、迷っている人へ。
少しでもヒントになれば嬉しいです。
一緒に幸せになれたらいいですね。


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